フィルハーモニックウインズ浜松第7回定期演奏会

アクトシティ浜松中ホールで開催されたフィルハーモニックウインズ浜松第7回定期演奏会に行ってきました。

昨年も同じような時期に定期演奏会があったのですが、直前に保科洋さんが脳出血で倒れられたことで急遽指揮者が変更になったのでした。今年はそのような状況を克服して保科さんが復帰されました。

左半身に麻痺があるということでステージ袖から出てくる足取りはおぼつかないのですが、指揮台に上がってからはそんなことは感じさせない、非常にエネルギッシュな指揮でした。なんと右手で指揮を振りながら右手でスコアをめくります。

そんな状況の中で、演奏会の最初に紡ぎ出されたのが、吹奏楽の原点とも言えるホルストの第1組曲のシャコンヌ主題。まず、この段階で涙が出そうでした。第1楽章はシャコンヌ主題を基準にしてそれ以外の声部のバランスを整えたのかな?と思わせる演奏。普通に演奏すると埋もれそうな部分もはっきり主題が立ち上がって来ました。シャコンヌ形式がもともと舞曲であるという背景を意識した、拍節感を出した演奏だったと思います。

アンコールで演奏されたのは、保科さんが作曲された昨年の全日本吹奏楽コンクール課題曲《インテルメッツォ》。本来なら昨年の定期演奏会で保科さん自身の指揮によって披露されるはずだった曲です。 それが1年経って実現したことでまた涙が出そうになりました。作曲者ならではの正当な解釈と緊張感のある素晴らしい演奏でした。

musicabella

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